冷風機の特徴

給水用のホースは付いていますか?

A. 出荷時にはついていません。市販品を別途購入して下さい。

風量調節できますか?

A. 強・中・弱の3段階で調整できます。
左右方向は自動スイングですが、上下は自動スイングではありません。
上下風向は手動で調整可能です。

タンクの水がなくなると

A. センサーが働いてポンプは停止し、送風運転になります。

水抜きはできますか?どうやるのですか?

A. 水タンクの底部外側に水抜き用キャップがついております

水はどれくらい減るのですか?

A. 使用状況で変りますが、1時間の運転で約6~11.5リットル減ります。

井戸水、工業水を使用してもよいですか?

A. 水道水(上水道)以外を使用しないで下さい。雑菌が発生して、臭気発生の原因となることがあります。

水の温度は低い方が冷えますか?

A. 水の温度は低い方が冷えます。但し、タンク内の水は循環しますのですぐに外気温度に戻り、効果は少ないといえます。

水が温まると、冷却性能が落ちますか?

A. 冷却性能は落ちます。

タンクに給水する方法は?

A. ホース、またはポリタンク等に水を入れてタンクに給水します。

冷風の湿度はどのくらいですか?

A. 使用状況で変りますが、70~80%くらいです。

排熱は出ませんか?

A. 風を送っているだけなので、排熱はありません。

エレメントは何年くらいもちますか?

A. 毎日、水抜き、エレメントの乾燥を行えば、耐久性は向上しますが、周囲の汚れや水質の違いにより、耐久性は変動し、何年とは断定できません。

製品の周波数は共通ですか?

A. 周波数は共通ではありません。

梅雨の時期は性能が落ちますか?

A. 外気温と外気湿度によって冷却性能が変わります。梅雨期は湿度が高くなりますので、若干性能が落ちます。

倒して運んでも支障ないですか?

A. 支障ありませんが、水は必ずすべて抜いて下さい。また、運搬中の部品の破損・紛失には十分にご注意ください。

温度はどのくらい下がりますか?

A. 外気温は高いほど、湿度は低いほど冷却効果があります。外気温が35℃、湿度が60%の時、約-5℃の冷却効果があります。

換気は必要ですか?

A. 換気は必ずして下さい。締め切った狭い空間では、湿度が過度に上昇することがあり、冷房効果が得られないことがあります。

エレメントの材質は何ですか?

A. 段ボール紙です。紙に樹脂のコーティングが施されています。

臭気はあるのですか?

A. 使い初めにエレメント(紙)の臭いがする事もありますが、しばらくするとなくなります。どうしても臭いがとれない場合は、満水のタンク内に、市販の衣類柔軟剤を2~3cc投入すればよい香りが得られます。長くお使いの後臭気がするときは、エレメントを取出してエアブローし、清掃してください。また、タンク内の清掃もお願いします。

安全装置は、何かついていますか?

A. 1) 過負荷保護装置(ヒューズ)
電気系統に過電流が流れると、ヒューズ切れになり、全停止します。
2) 水切れ検知装置
タンクの水量が減少するとポンプが停止し、このときは送風のみの運転となります。水をタンクに給水して運転操作をすれば、再び冷風運転になります。
3) モータ加熱保護装置
モータが高温になるとモータを停止します。

  

蓄舎で使用できますか?

A. 外気より4~7℃低めで、湿度70~80%の冷風で良ければ使用できます。換気をしないと、湿度が高くなりますので、換気は必要です。ただし、畜舎では腐食性ガスが発生していますので、部品の腐食が短期間に進行します。

温室で加湿器として、使用できますか?

A. 使用できます。冷風機は、気化した水分を含んで吹出しますので、加湿効果があります。その水分量は、毎時6~11.5Lの水分を吹出しています。

  

風だけ送ることができますか?

A. 送風モードにすればできます。


  

ご使用の前には、同封のマニュアルをご一読ください!

・送風口、吸気口に手や異物を入れないでください。(けがや故障の原因となります)
・室内でご使用の場合は、必ず窓・扉を開けてください。
・水の入れ過ぎにご注意ください。
→ご使用上の注意点