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2024.08.20

導入事例紹介-和歌山県海南市-水没した非常用発電機を交換

工事名 非常用発電機更新工事
施工場所 和歌山県海南市

導入のきっかけ

梅雨前線に台風2号の湿った空気が大量に流れ込み、関西から中部地方にかけ広範囲に線状降水帯が発生し、に大量の水が流れ込みました。床上浸水から1時間ほど経過した時点で、キュービクルの浸水により停電してしまいました。自動で起動するはずの非常用発電機も同じく浸水で作動しませんでした。
その後、技術者が安全を確認して電気は復旧しましたが、大量の泥水につかった非常用発電機は交換が必要でした。

お客様のコメント

ここは用水路に面しているので、当初はそこから水があふれるかもしれないと職員と話していたのですが、施設から少し離れた亀の川が氾濫し一帯に大きな被害をもたらしました。床上浸水は予想外の出来事でした。
電気が来ない間は調理などができず、不安な思いで一夜を過ごしました。さらに悪いことに空調の室外機が泥水に浸かり、電気が復旧しても1階の空調が動かず、入居者の体調管理に気を配りました。
ここ海南市では過去にこのような水害は発生したことがなく、今後を考えると不安もあります。入居者の安全確保を第一に、できる場所から防災対策を実行しようと思っています。
 
 
近年は豪雨の発生頻度が増え、それに伴い各地で水害が増ています。
非常時の事業継続策の一環として非常用発電機の設置は有効です。
それでも今回のような想定外の事態が起こる可能性はあります。そうしたときのために、技術者や協力会社の迅速な対応も必要となります 。
 
 
参考資料:環境市場新聞 第77号 設備改善対応事例より